間口

まあ、どのメーカーのマシンもそれぞれの
ポリシーがあって作られていて
だから、それぞれの個性があって、走らせるには
そのマシンに合った乗り方をしないとならない
というのは少なからずあると思う。

ただ、その間口が広いかどうかってのは
メーカーのマシンの作り方による部分が大きい。
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座談会でザルコとフォルガーの活躍について
ヤマハのマシンに乗っているってことが大きいと
言われてましたが、ヤマハのマシンはこの間口が広いんでしょうね。
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対して間口が狭いっていうと、一番印象に強いのは
ホンダですね。
1000ccになってからもブラドルやバウティスタ、レディング
ミラー、ラバットといった様々なライダーがこのマシンに
乗ってますけど、全くと言っていいほど結果は残せてなくって
ほぼ唯一の例外がクラッチロウなんですよね。
(ミラーは一応勝ってるけど)
それだけ、ホンダのRC213Vってマシンは「こう乗れ」って
ライダーに強制するマシンで、それに合わせられるあるいは
最初から合ってるライダーは速く走れるけど、
そうじゃないライダーにはどうやっても合わないのかも知れません。
中上君は全日本時代含めてほぼホンダのマシンしか乗ってませんから
いわゆるホンダハンドリングに馴染みが深いのが効いているか。
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かつてドゥカティから久々にホンダのマシンRCV1000Rに
乗ったヘイデンが全然タイムが出ないって悩んでいた時期に
中本さんが助言をしていたけど、その内容を見る限り
ライディングスタイルに合わせるというよりマシンに合わせないと
速く走れないマシンって印象が強かったですね。

だからマークVDSの2人も、このホンダハンドリングに
合わせられないようだとラバットの二の舞になっちゃうかもですね。