段取り8割
MOTOGPなんかはテスト制限が設けられていますが
シーズン開幕前に、テストをどれだけ行って
セッティングを充実させておくかってのは
モロにシーズンに入ってから成績に響いてくる部分。
その点WSBはテスト制限こそ無いものの、
チームの予算なんかもあって、参加できるチームは
限られているようです。
特にWSSのチームは予算も規模も小さいですからそれが顕著。
新たにロリス・クレッソンとサンドロ・コルテセを迎えた
カリオ・レーシングはBSBチームとのヘレス合同テストを
昨日終えてわずか3日間のテストのみでシーズンインとなるようです。
現在、行われているポルティマオテストではMVアグスタと
PTRホンダが今季初テストに臨んでいます。
そう考えると前回のヘレス、今回のポルティマオと皆勤賞の
プセッティ・カワサキのテスト量がいかに多いかというのが
わかるというもの。
この走り込み量が結果的にシーズンの結果に反映されるハズ。
大久保君はホント、いいチームに入ったと思います。
それだけに結果にも期待がかかるところ。
気になるのは去年のチャンピオンチーム ヤマハGRTが
全くテストを行ってないんですね。
まさか開幕前にチームが資金不足とかは無いと思うので
(ワークスサポートでヤマハヨーロッパから資金援助を受けている)
早めのテスト開始が望まれるところです。