めでたく届かず

終戦のスズキのリザルトはアレックス・リンスの
4位に終わりました。
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これで今季のエンジン開発凍結は解けて
来季はエンジンの開発が可能になるのと、
シーズン通して使えるエンジン基数が9まで増えます。

まあ、ヤマハもそうだと思うけど、エンジンの絶対的な
パワーより、パワーデリバリーや質がタイヤの性能を発揮するのに
密接な関係があると思うので、シーズン中の開発は
スズキにとってはウエルカムだと思います。
これはシーズン前のエンジン選定に失敗したとブリヴィオ
認めてますね。
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要はタイヤの温度を上げるのにタイヤそのものをトルクで
グニグニと揉んであげないといけなくって、
それとクランクシャフトの重さとかが関係しているのかなと。
で、その辺に失敗したんではないかな??
これは推測ですけど。
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今季はシーズン早々にリンスが重傷で戦線離脱、
ナチュラル派のイアンノーネが開発を担うっていう
明らかに迷走パターンに入ってしまって前半戦は
沈みましたけど、後半戦の巻き返しを見る限り
この2人のコンビは悪くないなと再認識。
開発にギュントーリが加わったのも大きいですね。

もちろん、後半戦、責任者が変わった後の怒涛の開発ラッシュは
日本サイドが本社を説得して金を引き出したのかな?
とも思います。
GPプロジェクトも年間タームでのプロジェクトですから年初に
予算がある程度、策定されていて、それ以上を引き出すのは容易ではないけど
やりようは幾らでもあると。

来季は巻き返しの年ですね。