激闘の果てに

希に見る激しい接近戦となった
オーストラリアGP。

マルケス、ロッシ、ビニャーレス、ザルコ
イアンノーネといった面々が激しい抜きつ抜かれつの
バトルを繰り広げました。
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中でもザルコは厄介な存在。
ソフトタイヤをフロントにチョイスして
そのグリップ感を武器に狭いイン側をこじ開ける走りで
何度も前に出てきました。
ただし、タイトなラインを取るため結果的にアクセルを
開けるポイントが遅くなってタイム自体は遅くなるのが欠点。
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今回の混戦の原因は彼がペースを乱したことだったかも
知れません。

実際、マルケスがトップに立ってスパートをかけたタイミングで
ロッシもこれを追おうとしてましたが、ザルコのアタックで
ラインを塞がれてタイムが伸びず、まんまとマルケス
逃げを許す格好となってしまいました。
ロッシからすれば立ち上がり重視でアウトから入ると
インに潜り込まれる展開。
どうしても同じヤマハのマシンですから、加速力も
似たようなものですからね。
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あれが無ければマルケスにもっと近い場所で
戦えたと思います。