ヘレスの新舗装

ヘレスはMOTOGPのスペインGPが終わってから
路面の改修が行われ、舗装が新しくなりました。

これでバンプが減って、路面のグリップが上がったようですが
それが逆にセッティングを難しくしてしまったのか
レイ、デイビスがセッション中に転倒。
特にレイは珍しくハイサイドを喫していましたね。
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路面が良くなってタイヤが食いつく分、逆にTCSの
効きとのマッチングが悪くなっているのかも知れません。
すぐにピットインして結果トップタイムですから、調整は
してきていると思います。
デイビスは転倒後、結果的に再出走できず10番手。
なんとか、SP2進出を果たします。

この新舗装で素晴らしい走りを見せたのは、
ゴーイレブンのローマン・ラモス。
チーム残留も決まって、プライベート・カワサキ
素晴らしい速さで走らせ一時は6番手、最終的には8番手で
見事、SP2行きを決めました。
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また、今回クルメナッハーの代役としてカワサキ・プセッティを
駆るシルヴァン・ギュントーリもラストアタックで
9番手に滑り込み、見事なSP2行き。
2014年王者の貫禄をみせつけた格好。
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逆にレオン・キャミアやジョルディ・トーレスといった
SP2行きの常連がSP1行きになったのは今回の
路面の影響もあったか。
この辺はチームの対応力も問われるところですね。