チャンスのタイミング

来季MOTOGPにステップアップする
中上選手ですが、これに対してもう一年
MOTO2で走って結果を出すべきという意見も
あるようですね。
現在のMOTOGPはたった23の狭き門であり
来季、これが24にエクスパンション、つまり拡充するわけで
来季は絶好のタイミングであり、これを逃すと
そのチャンスは無くなる可能性がある。
つまり、MOTOGPのシートは厳重な金庫の鍵と同じで
ぴったりと暗証番号、つまりタイミングが合った時しか
その扉は開かず、それを逃すと2度とチャンスが巡ってこないって
ことですね。だから扉が開いてるうちに、さっさと入ってしまわないと。
もう一年、MOTO2走っても扉が開いている保証はどこにもありません。
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さて、そういう意味では中上選手の抜けたシート
というのも注目です。
既に来季に向けて各チームから暫定エントリーが
発表されていて、当然ながらチーム・アジアのMOTO2は
パウィしか発表されていません。
順当に行けば、チーム・アジアでCEVのMOTO2に出ている
プラタマが昇格しそうですが、果たしてどうか。
個人的には今年、J-GP2のタイトルを取りそうな
水野選手に注目してますね。
彼が今年タイトルを取るとすると、その先はJSB1000か
別の道かとなるわけですが、JSB1000には高橋巧選手が
いる訳で、2台体制になるかどうかはホンダ次第。
で、あれば一層のことMOTO2でも悪くない話じゃないかと。
これもチャンスのタイミングというやつ。
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これは高橋巧選手にも言えて、現在WSBに参戦するレッドブル・ホンダは
ブラドルの動向によっては2人のライダーが不在
ということにもなるわけで、そうなるとライダー探しに
奔走しないとならず、そうなった場合に高橋選手に白羽の矢が
刺さる可能性も無くはないところ。
もちろん、彼にはホンダのテストライダーとしての側面も
ありますが、最近の動向を見ていると青山君の方に
そのウェイトが置かれているようにも見えます。

8月中にはブラドルの動向が決まりますが、それでも
チームメイトも未定なわけでして、その辺、まだまだ
チャンスはあるように思いますが、果たしてどうなるでしょうか。
ジュリアーノもたった1戦の契約ですからね。