フィーリングの違い

さて、明日から全日本は第3戦もてぎが
行われます。

注目はやはり、中須賀選手の戦いぶりでしょうかね。
事前テストでは例によって2位以下に1秒差をつける
走りで最速タイムをマークしているだけに
今季初優勝の期待がかかります。
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2位争いはタイムを見る限り、ヨシムラの津田
ハルクの高橋、ヤマハの野左根の3人で争われそう。

中須賀選手からすれば、自分が勝って、高橋選手の
前で野左根選手が2位でフュニュッシュしてくれれば
言うことなしでしょうね。

あくまでも外から見た感じだと、今年の17インチタイヤは
あまり食い込まないというか、外面でグリップする傾向があって
いわゆる潰してグリップさせるタイプのタイヤでは
無くなっているかな~と思っていたら、吉村の不二雄社長いわく
17インチになると、ホイールが大きくなってタイヤのサイズが
小さくなっているため、空気の入っている体積が少なくなっており
タイヤのフィーリングそのものが思った以上に変わっているようですね。
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まあ、私なんぞは乗ったこともないので、想像するしか無いけど
今までのタイヤが上から押さえつけると、ゴムと空気の
ボリュームで手応えをもって、沈んでいくのに対して
今のタイヤはもう少し硬質感があるというか、ガンと反発が
早く来るという感じでしょうか?
これがブレーキングからのフロントのフィーリングの
フィードバックに響いてきているんじゃないかと思ったりもするわけです。

中須賀選手は16.5インチのフィーリングを完璧に
仕上げてしまったが故に苦戦しているようにも感じますね。
決して器用なタイプのライダーだとは思わないので。