素材は良し、味付けは・・・

合同テストではいきなり6秒台をマークして
ポテンシャルの高さをみせつけた新型GSX-R
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まあ、元々高いポテンシャルを持っているのは
わかってましたが、こうしてライバルと肩を並べてみると
R1が3年目、CBRがもう何年目かわからない熟成マシン
対してGSX-Rが卸たてってことを考えると
素晴らしい結果と言えますよね。

特に気にしていたのが、マスの集中化やブロードパワーシステムといった
素材の優秀さはとにかく、やはり電子制御による味付け。

というのも、2015年のMOTOGPを見てもわかるように
継続参戦のホンダとヤマハに対して3年間の休止期間があった
スズキは電子制御ソフトで明らかに遅れてましたからね。

このソフトのハンデがそのまんまJSBに搭載される
レース用のソフトに反映されているかと思うと
やはりホンダ、ヤマハに遅れを取るかと思ってましたからね。
素材はいいけど、電子制御の味付けで劣るというか。
特に鈴鹿はレイアウト的にこの電子制御が非常に
効いてくるコースだけに、このソフトの出来不出来の
影響がデカイと思うだけにね。
中須賀さんが逆バンクをほぼ横になって立ち上がってくる
とこなんて、電気の力意外の何物でもないでしょう。
それがここまでの速さってことはいいソフトが出来ているって
ことじゃないかな?

今年の鈴鹿8耐は40周年の記念大会だけに
ここでヨシムラがバーンと来ると盛り上がるよね。
そのプロローグとしての鈴鹿2&4。
期待したいと思います。

もちろん、他メーカーも黙ってないでしょうけどね。