2016年を振り返る BSB編

さて今シーズンも熱い戦いが
繰り広げられたBSB。

WSBのシートを失ったレオン・ハスラム
カワサキファクトリーの契約ライダーとして
ワークスのZx-10Rを走らせました。
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対してそのカワサキで戦っていた前年王者の
シェーン・バーンとPBMはマシンをドゥカティにスイッチ。
今にして思えば、カワサキファクトリーの支援を
受けられない以上、カワサキのマシンを走らせるメリットは
少ないと考えたのかも知れません。

シーズンが始まってみると、好スタートを切ったのは
ハスラムでありエリソンといったカワサキ勢。
やはりファクトリー体制で仕上がりは万全でしたね。
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対してシェーン・バーン+パニガーレは熟成というか
勝てるまで時間がかかりましたね。
しかし、シーズン中盤、WSBのパニガーレとメーカーこそ
違えど、ロングタイプのエキゾーストを投入してから
戦闘力が向上、ここからハスラムを追撃する体制に入ります。

両者、僅差のまま終盤のショウダウンに突入。
互いにミスの出来ないプレッシャーのかかる
レースが続きましたが、最終戦ブランズハッチの
レース1でハスラムが痛恨の転倒リタイアで勝負アリ。
シェーン・バーンが実に5度目のBSBタイトルを獲得することになりました。
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シェーン・バーンとハスラムはそれぞれ来季も同じ体制
ハスラムはチーム移籍したもののカワサキとの契約は変わらず)
で戦うことになってますので、今季同様激しい戦いが続きそうです。
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我らが清成選手は昨年同様厳しいシーズン。
今季はハルソール・スズキで心機一転と行きたいところでしたが
リザルトは一向に上がらず、おまけに8耐で好走したことで
チームからBSBは本気で走ってないと判断され契約解除という
憂き目に遭ってしまいました。
終盤はスミス・レーシングでBMWで走ってましたが
果たして来季はBSBか、それとも・・・。