必勝の体制
ハルクプロの来季の体制が発表され
必ず取ると発言があったそうです。
来年は40回の記念大会ってことで
2年連続マシントラブルリタイアという
屈辱的な結果に終わっているHRCとしては
これまでに無い体制で挑む予定のようですね。
まずは社内的に朝霞研究所の市販車チームと
HRCのレース部門との共同の開発チームが発足するそうです。
影響でGPの方が一ヶ月のサマーブレイクに入るため
現役のGPライダーの招聘も有り得るとの話。
(クラッチロウとミラーあたりかな)
個人的にはエンジン、シャシーに大きな変更のなかった
CBR1000RRですから、鍵を握るのはやはり電子制御の熟成か。
元ヨシムラの浅川さんがコメントしてましたけど
ヤマハのファクトリーR1は電子制御の技術が凄くって
かかり方がスムーズで、だからサスペンションが大きく動かない
&タイヤの接地面の荷重変動が小さい、だからサスセットを
柔らかくできるし、タイヤも長持ちするマシンになっているそうな。
少なくともこのR1と同等レベルの電子制御を入れてこないと
勝ち負け出来るレベルには無いかな。
そういう意味では来年のJSB1000開幕戦である鈴鹿2&4で
少なくともファクトリーR1と同等の速さを見せてくれないと
8耐で勝つっていうのは現実的な目標として見えてこないかも。
ハードルは高いが・・・。
あとヤマハはカヤバと共同でこのマシン専用のサスペンションを
造っているんだけど、オーリンズを使うホンダはさすがに専用
ってわけには行かんような気がするんで、その辺も響いてきそう。
なにしろ、カヤバは剛性違いのアウターケースのフォークを
何本も造ってくるそうですから。