皮肉混じりの

ヴィオ・スッポとリン・ジャービスという
両巨頭が、今シーズンを振り返ってインタビューに
答えてますが、両者、口を揃えていっているのは
「ショーとして、エンタテイメントとしていいことじゃないか」
ということ。
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つまり、電子制御の共通化とタイヤのメーカー変更によって
毎戦、誰が勝つのか予想がつきにくいシーズンになったことで
各ライダーを応援するファンからすれば、自分の応援する
ライダーが勝つかも知れない期待感を持ってレースを見ることが出来る。
それは去年までの2,3人しか勝つことの無かった状態からは
考えられない。
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これはジャービスのコメントですが、電子制御の共通化
というのは想像以上にアドバンテージを失ったと言っています。
同時にスズキのボスであるダビデ・ブリヴィオも自分らにとって
この変更は非常に追い風になったと言っていますね。
1年目に参戦して、想像以上に3年のブランクの間に
電子制御で大きく差が出来ていてその差を埋めるのは容易じゃない
ってのが現場の感触だったようです。
それが共通化でチャラになったと。

逆にアドバンスのあった彼らからすると、
この変更は承服しがたい面もありますが
MOTOGPのショーの側面からすると、いいことだという
言い方ですね。ちょっと皮肉も入っているか。

それでもタイトル争いを出来るライダー、チームは
変わらず4人だけだとスッポは語ってますね。
(つまりホンダとヤマハのファクトリーライダー)