ユージンの選択

来季、WSBへの復帰を決めた
ユージン・ラバティですが、その決定の
背景はやはりMOTOGPを取り巻く環境にあったようですね。
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つまり、今シーズン、彼が走らせたGP14.2は
非常に乗りにくくかつ、トップチームと比べると
マシンの戦闘力は大きく劣り、そのマシンでそれなりの
結果を残したにも関わらず、アスパーというスペインの
チームということで、新たなチームメイトのバウティスタの方に
よりいいマシンが渡ることが決まっていた。
(バウティスタはGP16、チームメイトはGP15)
残念ながら優先されたのは成績ではなく国籍だったと。
これにはラバティも理解を示しているようですが・・・。

ならばより戦闘力があって、トップ争いの出来るマシンが
用意されているWSBにスイッチしようと思ったとのこと。
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久々に駆ったアプリリアRSV4ーRFは彼がかつて走らせていた
ワークスのRSV4よりも大きく進歩していたようですね。
特に電子制御の進歩は素晴らしいものがあったとのこと。
反面、車体のディメンションにはまだ改善の余地があって
仕様違いのフレームをまだまだ評価中で、年明けのテストで
しっかりテストを行って、開幕戦に臨みたいって話でしたね。