週末の覇者 PART2

JSB1000の開幕戦 鈴鹿2&4は中須賀選手が
王者の貫禄をみせての圧勝劇を見せてくれました。
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序盤の様子見からライバルを絞っておもむろに
ペースアップ、ライバルを突き放して、レースを完全に
支配していました。

もちろん、中須賀選手の速さ、強さもあるんだけど
ライバル陣営も色々試行錯誤中で、結果に結びつけるまで
セットアップが煮詰まっていなかったというのも独走を
助けた要因だと思います。

ハッキリとテスト時間が不足していてセットアップが
煮詰まってないとコメントしたのはニューマシン投入のカワサキ勢。
それでも柳川さんが3位に入りましたから、これはニューマシンの
ポテンシャルの高さを証明してますね。

今年から足回りがオーリンズ+ニッシンになったハルクプロ
TSRも)はいかにも、煮詰まってません状態で全くレースペースが上がらず。

ヨシムラは別でまた触れますが車体のセットアップを大きく
方向性を変えてきていて、それが結果に結びつくところまで
昇華されていないというところ。

去年とマシン、体制がほとんど変わらない王者が独走しても
ある意味、当然という条件が整っていたように思います。

それでも予選でシケインからの立ち上がりで最終コーナーを
ほぼ全開で下ってくる走りはコンパクトなライン、アクセルの開けっぷり
加えてそこで絶妙に効いてくる電子制御の3味一体の走りでしたね。