手札と思惑
ロレンツォのヤマハ離脱がほぼ確定的な
状況となってますが、気になるのは
来季のヤマハ陣営の布陣ですよね。
ヤマハとしては3年後にロッシが居なくなるのは
確定的なんで、彼に代わるエース候補を
育てなくてはならないわけで、それに加えてロッシ以降の
ライダーも考えなくてはならない。
で、シーズン開始頃のジャービスさんがインタビューで
答えていたのが、欲しいライダーのトップ2が
ビニャーレスとリンスで、次いでザルコとフォルガーでしたよね。
多分、この話はブログにもアップしていたと思います。
そういう意味ではここ2年で素晴らしい開発力が
あることを証明したビニャーレスのワークス入りは
ほぼ確定的で、ロッシの開発の手腕を間近にみて
エースとして育てていくというところでしょうか。
で、テック3はロッシ引退後の枠も考慮して
ポルと誰か?というところで、リンスという声が
大きかったんですが、ここに来て情勢が変わっている模様。
というのもポンスさんところが、MOTOGPにエントリーそうなんですよね。
その場合、恐らくはホンダのサテライトマシンを走らせる可能性が。
リンス的にはホンダのサテライトとヤマハのサテライト
どっちが魅力的に映っているのか。
個人的にはスムーズが特徴的なリンスだけにヤマハ向き。
もしも、リンス獲得が失敗に終われば、フォルガーがテック3
ということになるか。
ザルコはスズキに取られちゃったからね。
この辺、各陣営、手札を色々読みつつも、その手札の思惑も
絡んでくるだけに、蓋を開けてみないとわからないですよね。
ただ、ホンダに関してはラバットとミラーの所が
空きそうな予感がしてる。