8年の歳月

カタールのテストも終わり、これでオフのテストは
全て終了。

あとは開幕を待つだけとなりましたが
テストの結果から色々とわかってきたこともありますね。

特に印象深かったのはミシュランのパーフォーマンスが
予想以上に良かったこと。
ブリヂストンに比べてタイヤ性能の劣化が早く
かつ絶対的なグリップに劣るということで、全般的に
パフォーマンスが劣っていましたが
テストを見る限り、絶対的なグリップもロングランの劣化も
去年までのブリヂストンと同等か上回るパフフォーマンスを発揮しています。
この8年の間、超頑張ったんだなぁというのが、第1印象。
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反面、各メーカー、2015年モデルをカタールにまで持ち込んだように
かなり、タイヤの前後グリップバランスがブリヂストンに近い
というか、ベンチマークにして、ほぼコピーみたいな状態になっている印象。
この辺はもっと独自の方向性を打ち出してくると思っていたので
意外というか、安易な路線できたなと。
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ただ、青木ノブさんがブログで触れているように、17インチになったことと
元々のミシュランのタイヤのつくり方もあるんでしょうが、
路面の温度が下がると、タイヤが冷えやすく転倒に結びつくケースが
あって、これは構造上仕方がないのかも知れません。
ですから、レースウィークで天気が急変するようだと、
意外な展開になるかも知れませね。
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インターミディエイトタイヤに関しては投入時期の判断が難しいかと。
どの位の雨量で走るのがベストなのか。
意外な勝者が生まれるかも知れませんね。