2015年を振り返る~もうひとつのST600

今シーズンのトピックスとして
全日本の方のST600がワンメイクになった事に
対してのカウンターパンチ的に
ピレリの創設したピレリカップの存在が上げられますね。

そもそもメーカーの天下り的な存在になっている
MFJには、こういう選手権の発想は無いでしょうからね。
一番大きいのはライダーのモチベーションに直結する
WSSへのスポット参戦権が得られるということ。
渡航費用もピレリ持ちっていうんだから、これは志の
あるライダーならチャレンジする価値は大いにあるでしょう。

ただ、シリーズタイトルを取るには年間、一定以上の
レースに出場しなければならず、今季、エントリーした
ライダーのほとんどがプライベーターということで
全戦出走したライダーは居ません。
また、大きなチームに所属するライダーも居ませんでしたね。
条件さえ許せば出たいライダーはもっと居ると思いますが
所属するチームとの兼ね合いとかあるんでしょうか。

ただ、このピレリカップは始まったばかりだけに
WSSピレリを使い続ける限りは継続してもらって
多くのライダーに挑戦して世界への道を
切り開いて欲しいと思いますね。
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まずは、来年、國川選手がスポットでどういう走りを
見せてくれるでしょうか。
ハードルは高いと思いますが。