食い下がったTSR

期待のストーナーがマシントラブルで
戦列を離れ、ヨシムラは津田選手が一旦抜いた選手に
後ろから追突される不運でマシンを壊して後退し
ヤマハ・ファクトリーが着々と独走態勢を
築こうとする中、食い下がったのがTSRです。
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今年の8耐は去年と打って変わって雨が
降ることは一切なく、非常にマシン、ライダーに過酷な
コンディションとなったため、アクシデントも続出。
結果的に6度もペースカーが入る事態となりましたが、
TSRの藤井監督は、ペースが落ちたことによって
燃料がセーブできると踏んでピットイン回数を一回減らし
6回ピット作戦を敢行しました。
この辺はさすがに毎年、耐久を戦っているチームならではの
戦略ですよね。
それとエガーターの体力。
暗くなってからも、全然ペースが衰えてませんでした。
MOTO2ライダーのフィジカル恐るべし。
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そう考えると30秒のペナルティを食らって
ピット回数がTSRより一回多いのに勝ったヤマハはどんだけ速いんだと。
(ペースカーの位置もありましたけど)

ちなみに今回出番の無かったカイル・スミスですけど、
フックとエガーターは藤井監督が見初めて連れてきたライダーですが、
スミスはホンダの推薦で採用したライダーなんですよね。
藤井監督のおメガネにはかなわなかったのかも。
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