トラクションが勝負の分かれ目

さて、ル・マン、ブガッティサーキットと
いえば、ツルツルして滑りやすい路面が
特徴的なサーキット。

おまけに好天続きだったヘレスから一転
最高でも21度までしか気温が上がらない予報となっており
路面温度もかなり低めが予想されます。

となると、このストップ&ゴーサーキットでは
いかにリヤのトラクションを稼いで、有効な加速を
得られるかという部分が重要になってくると思います。
タイヤの性能をいかに引き出すか?ですよね。

例年、ホンダの方が固めのタイヤをしっかりグリップさせて
タイムも出せるというマシン作りの傾向がありますが、
今年のアルゼンチンではロッシの方が固いタイヤを活かして
勝ちましたから、その辺、今年のRC213Vはタイヤとの
マッチングがイマイチのようにも感じています。

スペインGPの事後テストで新型のスイングアームを
試したそうですが、その辺、よりタイヤの性能を活かせる
方向で手を加えてきているかも知れませんね。
となると、このスイングアームはフランスに投入されそうです。
初日のマルケスのタイムに注目したいですね。

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