一人頼みの危うさ
今回、クラッチロウが表彰台に
滑り込みましたが下手するとホンダ不在の
表彰台になる可能性があったアルゼンチン。
特にここ2年ばかりはかなりマルケス頼みの
展開が多いですから彼が何らかのアクシデントで
上に居ないと、それ以外のホンダ勢だと他のメーカーに
太刀打ちできないという危うい状況になりつつありますね。
もちろん、ホンダも黙って見ているわけではなく
今季は比較的オーソドックスなライディングスタイルの
ペドロサ機をベースにサテライト仕様のマシンを作り
マルケスは彼専用として切り離して開発していることは
以前にも触れた通り。
ただ、このペドロサ機ベースのマシンでも
クラッチロウも相当苦労してましたよね。
1000㏄になってから、RC213Vはどんどんとサテライトに
厳しいマシンになってますね。
2012年が一番サテライトの成績がいいという皮肉。
ちなみに青山さんはラストラップにペトルッチに
ぶつけられて転倒したそうです。
この辺にマシンの許容量の狭さというか、
ヤマハのようにどのライダーが乗ってもある程度の速さが
発揮できるのとは対照的ですよね。
ヘレスにペドロサは帰ってくるんでしょうか。