試行錯誤は終わったか

鈴鹿の合同テストは2日目も
カワサキの渡辺選手が6秒台をマークし
トップタイムでした。
イメージ 1
しかもレースを想定したアベレージラップで
マークしたということで、一発では無い分
車体のセットアップが決まってきたかなという印象。

特に昨シーズンがそうでしたが、渡辺選手は
大分セットアップに迷走気味だったというか、
パフォーマンスを十分に発揮できる状態で走れた
レースが少なかった印象が多いだけに、ひと冬越して
なにか、いいセットを構築することに成功したんでしょうか。
ブログを見ていても、非常に頭のいいライダーだけに
あれやこれや試しているうちにシーズンが終わった
という感が去年はありましたからね。

外から見ていて感じるのはZx-10Rという車体は結構
路面コンディションやら気温やらのパフォーマンスの
アップダウンが激しいというか、バラツキがあって
それが車体の持っている特性なのか、単にセットアップ不足なのか
判断に困る部分があるだけに、シーズン通して速く走れる
ベースのセットアップを見つけたなら、収穫ですよね。
(WSBでタイトル取っているから、安定したセットアップも
できるんだとは思いますが)

この後、オートポリスで引き続きテストがありますから
ここでも速ければ、今年のZx-10R+渡辺選手は
手ごわい存在になりそうですね。