スズキの伝統

次回のRACERSはスズキの
RGVーΓ500、それもケニーJrが
タイトルを獲得した2000年モデルだそうですね。
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RACERSとガンマってーと、創刊間もない3号の
悪夢がよみがえりますが、今回はスズキ本社に現存する
ガンマ500を取材してストリップも撮っているそうなんで
前回のような事は無さそうです。
 
さて、このガンマの印象というと、オフシーズンの
フィリップアイランドで、ジャーナリストのアラン・カスカートさん
だったかが、乗った時にフィリップアイランドの
1コーナーで6速から5速に落としてほふとんどノーブレーキで
走ったケニーJrに抜かれたっていう話ですかね。
とにかく、ガンマはライバルに対してパワーが無いから
ひたすらコーナーリングスピードとブレーキングで
攻めるしかなかったって言ってましたね。
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これってケヴィンもそうだったし、最近GSX-RRを走らせた
アレイシも同じ事を言っているのが興味深い。
結局、スズキのGPマシンで走る以上、常にライバルより
劣るパワーのマシンで戦わざるを得ないっていう伝統が
あるってことなのかな~~なんて。
 
というか、スズキが考えるシャシーとエンジンパワーの
バランスが常にちょっとシャシーが上回っているという所に
指標があって、それが結果的にアンダーパワーになるんだと
思います。
 
そのちょっとしたバランスが狂ったのが翌2001年だったとか・・。
まさか1勝もできないとは・・・。
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