栄枯盛衰

開幕からマルケスにやられっぱなしで
ストレスのたまるシーズンになっている
ヤマハファンの私ですが、
でも、2009年ワンメイクタイヤになった当時は
本当にヤマハにとっては、我が世の春を謳歌していて
レースをすれば、ロッシかロレンツォがトップ争いをして
それをペドロサとドゥカティストーナーが追撃するっていう
構図だったんですよね。
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特に2008年までミシュランを使っていたホンダワークスの
出遅れは大きくって、2009年なんか悲惨なシーズンで
そこからコツコツと打倒ヤマハを目指してマシン開発を進めて
今や、ヤマハを凌駕するところまで来たかと思うと
まさに栄枯盛衰を地で行くような展開となっています。
 
この2009年といえば、ホンダのF1撤退で、中本さんが
GPの現場に復帰した年で、この年からホンダの復活の
ストーリーが始まったという感じでしょうか。
その中本さんも、ヤマハのようなブレーキの安定性を
目指して開発してきたって言ってますが
今やブレーキングでヤマハを凌駕してますよね。
 
特に2012年の途中からブリヂストンが剛性を落とした
フロントタイヤを投入したあたりから、ヤマハ<ホンダの
構図が強くなってきたように思います。
この辺は重量物が前に寄っている直列4気筒の方が
V型4気筒よりもブレーキング時にフロントタイヤに
荷重がかかり過ぎて、思うように止まれないってのが
原因かも知れないですね。