勝つためにやるべき事

昨日の座談会で印象的だったのは
中上選手と坂田、宮城両氏の話ですね。
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フランスGPの予選でウェットコンディションの
時に本人は走る気満々だったのに
チーム側がレインタイヤを準備していなかったという
中上選手に対して
ダメだしをする坂田、宮城両氏。
 
坂田氏に言わせるとメカニックが準備していないんじゃなくって
自分自身で45分のセッションをどう区切って
次の日の決勝に備えてレインタイヤを試すつもりなら
カニックに事前に言っておく、
あるいは宮城氏の言うように自分の履くタイヤの
在庫がどうなっていて、準備がどうなっているのか把握しておくなど
決勝で勝つために、やるべき考えられる事を
やっておくという部分について、まだまだ中上選手は
甘い部分があるということだと思います。
同時にイタルトランスというチームの甘い部分でもありますね。
それがチーム・アジアへの移籍を決意した理由でも
あるようです。
 
特に坂田選手は2度の世界王者ですから
言う事に説得力がありますよね。
彼は他のチームのライダー、マシンの
細かなアップデイトを見逃さず、そうやって
勝てる要素を積み重ねて実績を積んできたライダーですから
余計に気になるといったところでしょうか。
 
そういう意味では、そういう部分に頓着しない
発言の多い青木拓磨さんと話が噛み合わないシーンが
多いのは納得です。