世界への道のり

今シーズン、J-GP3クラスの
王者に輝いた山田 誓己選手。
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来季も同クラスに残留、継続参戦するそうです。
 
彼の思い描くルートはJ-GP3で
連覇し、世界への道を切り開こうというもの。
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同じチーム・ノリックJr出身の野左根選手が
一足先に世界に行きましたから、意識せずにはおれないでしょう。
 
ただ、ホンダのワンメイクに近い全日本のJ-GP3と、
来年はKTMとホンダが威信を欠けて激突するMOTO3では
マシンの性能差ひいては、ラップタイム差が大きく開いていて
コーナーリングスピードもまるで違うだけに
全日本で培った経験が生きるかどうかという疑問も残ります。
 
今季、スペイン選手権からMOTO3に参戦した渡辺日向選手も
スペイン選手権とはラップあたり2秒もタイムが速いために
そのコーナーリングスピードに最後までついていけなかったようですね。
 
全日本の方は来季から回転数の上限が13500に制限されるだけに
マシン性能にも影響を及ぼすでしょうし、
世界との距離はますます開くようにも思えます。
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が、若さってのは時として、その爆発力で
ハンデを乗り越えたりするんで、こればっかりは分からないかも。
かつてのノリックがそうだったように。