腹の探り合い

さて、予選が終了したわけですが・・・。

明日のトップ10トライアルが控えていることもあって
(天候次第では去年に引き続き10チームだけの
通常予選アタックになる可能性がありますが)
各チーム、軽いタンク+ソフトタイヤでのマキシマムアタックは
控えたところが多かったようですね。

実際、軽いタンクにソフトタイヤアタックを行い
5秒台に入れてきたのはヤマハ中須賀選手のみでした。

恐らくはこれまでのテスト結果からしレッドブルホンダの
高橋巧選手や、KRTのジョナサン・レイは5秒台に
乗せてくることは出来たでしょう。
しかし、そこに焦点を合わせてないというか、
あくまでも予選はひとつの通過点で、決勝に焦点を
合わせ込んでいるだけに、本当の速さを煙に撒いたとも
言えるかも知れません。

特にKRTのジョナサン・レイはほとんど走行しておらず、
体力を温存しているというか、決勝に備えて必要以上の
消耗を控えているようにさえ思えますね。
今季、WSBでも腕上がり症状に見舞われてますから
腕の酷使を防ぎ、決勝で最大のパフォーマンスを発揮するために
あえて控えているのかも・・・。

今日のタイムだけ見て、戦力分析をするのは
危険な香りがしますね。
互いに手の内を隠した腹の探り合いと言いますか・・・。