15万ユーロ

今シーズン、WSSでタイトルを獲得した
サンドロ・コルテセはカリオ・レーシングから
1年シーズンを走るための資金として15万ユーロを
準備するようにって条件を出されて、資金を
かき集めて、走って結果的に世界王者に輝きました。

世界王者が15万ユーロで買えるなら安い話かも知れません。

もちろん、カリオ・レーシングの車両が極めて
ワークスチームのGRTヤマハのマシンに近いスペックである
という前提があったというのも大きいと思います。

そして来シーズン、同チームは残留が確定している
ロリス・クレッソンに同僚として候補に挙がっているのが
今年NRTレーシングで印象的な走りをみせた
トーマス・グランディンガーです。

カリオ・レーシングは彼にも来季フルエントリーするための
条件としてコルテセの場合と全く同じ15万ユーロを
持ってくるようにとしています。

果たして、グランディンガーは資金を準備できるんでしょうか?

ただ、同じヤマハのワークス待遇を受けるGMT94は
持ち込み金なんて要らないよって言ってますけどね。