予選を終えて

色々と見所の多かった予選。

明日の決勝を予想して見るとすると・・・。

まず、ポールシッターのドヴィジオーゾ。
予選では前後ソフトを履いてのアタックでしたが
FPでは終始、ミディアム、ソフトの組み合わせで走行。
このリヤソフトが明日の鍵になるでしょう。
イメージ 1
ただ予選の最速タイムは第4セクターが彼ですから
このもてぎ最大の抜きどころであるバックストレートからの
ブレーキング最速は彼。
つまり、普通に考えて勝負どころでは抜きにくいということ。
その辺に重点を置いてセットアップしていることがわかります。
明日の優勝候補筆頭。

2番手にくい込んだザルコは例によって前後ソフトの
攻め込むアタックで恐らく明日も前後ソフトという
ギャンブルチョイスをしてくる可能性大。
ただ当然ながらタイヤは厳しく、どこまで粘れるか。
逆に言うと後続のライダーはザルコをいかに早い段階で
抜くかがレース展開上重要になってきそう。

3番手はやはり前後ソフトチョイスのジャック・ミラー。
まあ、彼の安定感の無さは折り紙つきですから
好スタートを切ったとしてもズルズルと後退してきそう。

クラッチロウ、イアンノーネ、マルケス
2列目の3人は全員が同じタイヤチョイスでアタック。
前がミディアム、後ろがソフトでしたね。
これは決勝では前後ともにミディアムで来る可能性が高く
ドヴィを除く前の2人よりは有利な状況か。
どう上がってくるのか。

特にマルクはFP4でメインカーを壊していて、
Tカーでのアタックとなったが、Tカーはもてぎの
セットアップをしてないそうで、もてぎスペシャルはメインカーのみ。
明日はメインカーを修復して走るのでもっとやれると思う。

そして3列目がビニャーレス、リンス、ロッシ。
まあ、今のヤマハはこれが定位置です。

バウティスタ、ペドロサ、中上君が4列目。
中上くんはブレーキのマイナートラブルが痛かった。