頭の位置
ツイッターの方では何回か同じことを
聞かれているので、同じことをいつも
回答させてもらっているんだけど、
ジョナサン・レイのライディングの特徴は
頭が常にセンター付近にあること。
人間の体の中で一番重たいパーツである頭を
マシンのセンターに置くということは
常にタイヤの接地面にまっすぐ荷重がかかっているってことで、
当然グリップを横に逃さないし、何かあった時の
フォローに優れる。
上半身を大きくイン側に落とすフォームだとタイヤが
滑った時に体が重心から外れているわけですからフォローが
効かないんですよね。
ハスラムと比較すると一目瞭然。
ロッシとかシュワンツとか長身のライダーがよくやる
テクニックですけど、レイもブレーキングが上手いってのは
高いセンターの位置に頭を固定しているってのもあるんでしょうね。
言ってみればモトクロスでスタンディングしていると
コントロールしやすくなるのに近いかも。