あれから一年

昨年、唯一の優勝をマークしたアッセンから丁度
一年、今年も伝統のコースでMOTOGPが開催されます。
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ヤマハ・ファクトリーはこのアッセンの優勝から
丸々一年勝利から見放されています。

ヤマハは7月1日の決勝日に創立63周年を迎えますから
その記念日に華を添える勝利を挙げることは出来るか。
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可能性としてはロッシの方があるように思いますね。
少なくともレースペースに関しては、まだロッシの方が
上位グループに混ざって走ることができています。
とはいえ、タイヤの消耗、加速力の悪さで付いて行くのが
精一杯の状況ですが。
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ビニャーレスに関しては瞬間的にトップに比類する速さを
みせるものの、とにかくレースペースが悪い。
特に本来ならばタイヤがフレッシュでグリップの高いはずの
序盤のペースが上がらず、結果的にレース後半に追い上げるものの
最初の差を縮めるに至らないパターンが多いですね。

両者ともにミシュランタイヤの使い方に問題を
抱えているようですが、まだロッシの方がうまく使いこなしている雰囲気。
ビニャーレスはタイヤに優しい反面、優し過ぎて序盤
タイヤの性能を引き出せてないというところ。
タイヤの温度管理の問題だとは思います。

今シーズン、ビニャーレスはロッシを全く無視して
独自のセッティングを推し進めてますけど、
それがゆえに2人の問題点が全く違うというのも
ヤマハにとって頭が痛いところですね。
両者の訴えるポイントが違うわけですから。

このトンネルの先に光明は見えるのか・・・・。
ロッシがドゥカティからヤマハに復帰して優勝を挙げたのは
ここでしたね。
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