レイ、ハスラム、渡辺
今年の8耐はこの3人で挑むことになった
チーム・グリーン。
上手く使いこなすかに限るんだけど、
カワサキのネックはここで、ずっと悩んでいたところを
解消してくれたのがハスラム。
柳川さんや渡辺一樹君の時代はどちらかというと
ソフト目のタイヤでグリップでマシンバランスを
取る方向だったのが、ハスラムがハードタイヤで
バランスできるセッティングを作ってくれた。
とにかく、ヤマハに対抗するにはハードタイヤで
タイムが出せて、持ちが良くないとダメ。
彼が2年前の8耐で見事に解決してくれて
渡辺一馬選手はそのハスラムセッティングをベースに
全日本を戦ってます。
だから渡辺車に対するハスラムのマッチングは問題なし。
これは去年のトークショーで言ってましたね。
レイは秋吉や清成とも組んでいるけど、いつも
相手に合わせる立場で、他人のセッティングでも
あっという間にタイムを出してくる器用さを持っている。
おまけに転倒が少ない。
今回も恐らく、渡辺、ハスラムセッティングに自分を
合わせてくれるだろう。
あとはタイヤとのマッチングをどこまで高められるかと
燃費が重要になってくるかな。