J-GP2エントリーを見る

既に発表されてだいぶ経っちゃいましたが、

今更ながら今年のJ-GP2クラスのエントリーに

ついて触れてみたいと思います。

まず、ミスターJ-GP2とも言えるベテラン

生形選手がJSBに行きました。

そして、井筒選手が実質、監督業に専念ということで

エントリーは無いですね。

チーム・カガヤマは規模縮小でこのクラスから撤退となってます。

ベテランから若手にシフトしつつあるか。

このクラスの注目はクラス2年目となる榎戸選手が

コハラ・レーシングに移籍したこと。

世界を目指す彼にとって世界を知る小原監督のチームで

戦うことは大きい意味を持つと思います。

実際、彼は先日バレンシアで行われたMOTO2、３クラスの合同テストに

参加して一緒に走ったみたいですね。

そして全日本で使うタイヤも世界選手権準拠のもので明らかに

もてぎでのスポット参戦を意識したハードの組み合わせで全日本を

戦うことになります。（これは去年と同様）

伊藤レーシングはヤマハのバックアップが強化されたのか

ケミン・クボと伊藤勇樹という去年のアジアのファクトリーチームの

2人が加入して、このクラスを戦うことになります。

というか、全日本とアジアを同じタイヤ、車両で走る感じですかね。

井筒さんが退いたウィルライズ・RS-ITOHは石塚君に加えて

ST600から和田選手がスイッチ。

若手2人が走ります。

このクラスを牽引するハルクプロは名越選手を抜擢。

彼にとっては今後のキャリアを左右する重要なシーズンに

なりそうですね。

去年が散々だっただけに。

あと、CEVを戦っていた尾野君が全日本に復帰。

ミクニ・テリー＆カリーで走ります。

彼はMOTO3を走っていたけど、その割にはなんか

メーカーのバックアップが薄いイメージ。

とにかくJ-GP2は本命不在で、多くのライダーに

チャンスがありそうですね。