インディアンの躍進 2017年を振り返る

さて、ぼちぼち今年を振り返る時期に
なってきましたね。

ということで、2017年を振り返っての
管理人的10大ニュースでも
セレクトしてみようかなと。
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まずは、これ、インディアンの躍進ですね。
これはAMAのフラットトラックシリーズにおいて
新規参戦したインディアンがこのカテゴリーで絶対的な
強さを誇るハーレーをわずか1年目で、破り
シリーズ優勝を果たしたこと。
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今季参戦するにあたって、インディアンは
ハーレーユーザーの中から、ジャレッド・ミース
ブラッド・ベイカー、ブライアン・スミスの3人を
引き抜くわけだけど、このチャンピオン経験者を引き抜くあたりの
手法は、ホンダが昔よくやったパターン。
これだけでもインディアンの本気が伺えるというもの。

シーズンを開けてみれば、開幕戦からインディアンが投入した
水冷VツインのスカウトFTR750は強さを発揮し、シーズンを席巻。
ハーレーも今年から長年使ったXR750に替えて
水冷エンジンのGX750Rを投入したんだけど、歯が立たず。
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終わってみればインディアンの圧勝に終わりました。
かつて80年代にホンダがワークス参戦した時は
十分に戦闘力を発揮するのに数シーズン使ってましたから
いかにインディアンが用意周到に準備をしていたのかが
わかるというもの。

ただ、ハーレーも王者の意地で黙ってないでしょうから
来年以降のH-D対インディアンの戦いは激しくなりそうです。

この2メーカー、老舗としてはインディアンの方が古いんだけど
その意匠を引き継いだ的な存在であるハーレーからすれば
鬱陶しい存在で、そのインディアンに負けたってのは
かなりショック大きかったと思う。