スズキの体制はどうやら・・・

MOTOGP復帰3年目にして
大きな挫折を味わったスズキですが、
来季に向けて体制を変えてくるようです。
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WSBのテスト中の
ヘレスにはシルヴァン・ギュントーリが登場。
これはどうやら来季はギュントーリがMOTOGPの専属テスターに
なることが想像されます。(BSBに参加しないことは発表済)
ホンダやドゥカティのようにサテライトをもたない
スズキにとっては、3台目のワークスマシンを走らせることは
不可能ですから、そういったライバルに追いついていくには
ヨーロッパにテスト車両とテストチームを置いて
GPが行われるコースでテストを行いマシンを熟成させていくことが
重要になってくると思います。
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それとやはりというか、イアンノーネとリンスではマシンの開発
という方向付けが出来ない面があって、彼の経験が非常に
重要になってくるということ。
実際、イアンノーネはリンス不在の時期にギュントーリが
走ってくれた際に色々と提案してくれたことが、非常に
役に立っているとコメントしてますので、
それが彼がミザーノ、アラゴンテストに起用されたこと
そしてその後の終盤の巻き返しに役立っているんではないかと。
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また、来季のスズキは優遇策が再び使えますので
ワイルドカードのスポット参戦が6戦まで許されます。
(通常は3戦)この枠をめいっぱい使ってデータ収集を行うことも
予想されますね。
とにかく、スズキは走らせるマシンが少ない分、持てる
手駒を総動員して巻き返しを図るという形になるんじゃないでしょうか?

その反面、スーパーバイクへの復帰は遠のくかも知れない・・・。
限られたリソースを有効に使うとそうなっちゃうかもね。