決着のヘレス
WSBのヨーロッパラウンドに併催される
スーパーストック1000クラスは
今回のヘレスが最終戦。
泣いても笑っても、ここで王者が決まります。
目下のポイントリーダーはアルバ・イットJrチームで走る
マイケル・ルーベン・リナルディ。
今季3勝を挙げているものの、ここ2戦不振でポイントが
伸びず128ポイント。
ドゥカティは去年からアルバ・イットのJrチームで参戦
このクラスのタイトルを取りに来ているが、
走ることなくタイトルを失ったわけで、今年は是が非でも
タイトルが欲しいところ。
リナルディもどうやら来季はバーニ・レーシングで
スーパーバイクを走るとのことでタイトルが欲しいところです。
8ポイント差のランキング2位はパタ・ヤマハの
フロリアン・マリーノ。
今季未勝利ながらコンスタントな走りでいつの間にか
ランキング2位に浮上。
最終戦で逆転タイトルを狙います。
スーパーストッククラスでヤマハはタイトルを獲得したことが
無いので、取れば初。
ベース車両の優秀さを証明するにはこのクラスはうってつけ。
14ポイント差のランキング3位はカワサキ・プセッティの
トプラック。
今季3勝をマークしたものの、ラウジッツで転倒リタイア
マニクールでは左肩を脱臼で欠場と、2戦連続のノーポイントが
たたってランキング3位に後退。
いちるの望みを託して最終戦に出場します。
彼は来季、スーパーバイクにステップアップすることが決まっていて
ソフォーグルに次ぐ、トルコの希望のライダー。
リナルディはここ2戦不振なだけに、最終戦での逆転はあるのか
それとも、逃げ切って、ドゥカティにタイトルをもたらすのか。
果たして・・・??