高く広く

もてぎでは棚ぼたの3位に終わった
ヨシムラの津田選手。
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本人の体調不良もありましたが、
やはりマシンの速さを引き出せなかったのが
3位の原因だったよう。

事前テストではなかなかのタイムを出していながら
路面温度が変わった本番では、そのタイムを
出すことができず、苦戦したいた模様。

つまり、条件が合えば、バチッと速さを引き出せるけど
まだ、それがピンポイント的で、ちょっとでも条件が
外れてしまうと、速さが引き出せなくなってしまう
という新車特有の問題点が顕在化しているようですね。

走り込んでセッティングデータを蓄積することで
解消する問題でもありますが、サスペンションのセットアップでも
ある程度解決できる部分もあります。
オートポリスのテストにニューパーツを投入するって
話ですからリンク周りなんかに新しい何かを入れてくるかもですね。

ヨシムラの最大目標である鈴鹿8耐は暑い昼間にスタートし
夕方日が暮れて、夜にかけてと路面温度が一旦は上がって
そっから下がってくるレースだけに、路面温度の変化に対して
ラップタイムの安定性が無いと勝てないレース。
速さがピンポイント的では勝てませんし、もちろん速さの
ピークが高いことも必要ですが、少々のコンディションの
変化でも、ピークからガクッと下がるのではなく、緩やかな
下降カーブを描くのが理想というところでしょうか。
とにかくコンディションの変化に強いマシンを作らないと。

もう一ヶ月ちょっとしかないから、この辺をどうまとめてくるか。