その日、その時、その場所で

中上君のMOTOGP昇格について
当ブログでも色々な意見がかわされてますね。

私は、こういう巡ってきたチャンスは乗っかとけ
という考え方です。
こういうのは巡り合わせだからね。
乗りたくてもシートに空きが無ければダメだし
実績もそれなりになければダメ。
その両者が合致するタイミングってのは相当にレアだから
それが巡ってきたらしのごの言わずに乗っかっとけってことです。
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かつて、青木拓磨選手がWGPの500にフル参戦デビューした時
最初は4気筒NSR500じゃなくって、2気筒のNSR500Vでした。
ホンダとしては、最初は2気筒のNSR500Vでコースを覚えて
翌年以降、4気筒NSR500でと考えていたのかも知れませんが
結局、彼に次のシーズンは巡ってきませんでした。

加藤大治郎選手もMOTOGPデビューはRC211VではなくNSR500。
これはRC211Vがまだサテライトに渡せるほどリライアビリティが
確保できていなかった事情があったものの、
結局、彼にはその先のシーズンはありませんでした。

レースというリスクの高いスポーツに関わっている以上
そういうことは有り得るという話。

だから、ホンダがMOTOGPでサテライトマシンに乗せてあげると
チャンスをくれたなら、それも巡り合わせ。
色々考えずに乗りましょう。
意外と、MOTO2以上に相性が良かったりすることもあるからね。

MOTOGPシートってのは、とにかく運とタイミング。
その日、その時、その場所に居たやつに与えられるもの。
来季、MOTOGPのグリッド数が増えるのも巡り合わせだし
まだ、1メーカー4台体制が強制されないのもタイミング。
今がチャンスなわけですから。
1年先送りにしたら、扉は閉じられているかも知れないからね。