勝負を分けたワンメイクタイヤ
さて、ST600の続き。
トップを快走。
そのまま、逃げ切るかと思われましたが・・・。
まず、ポラマイのペースが上がらず、どんどんと後退し始めて
後方集団の名越と榎戸が追いついてきます。
そして、ポラマイは4番手にダウン。
トップを走るクライサートに名越と榎戸が近づいてきます。
この時点で榎戸選手はタイヤを温存する方向で走っていたと
レース後に語っていますね。
結果的にこの戦術が功を奏して、クライサートは残り2周くらいで
完全に失速、名越と榎戸に捕まるハメに。
ラストラップのバックストレートでクライサートは榎戸選手に
かわされるんだけど、エンジンパワーに勝るR6がストレートで
かわされるってことは、相当リヤタイヤが来てたってことですね。
結果的に130Rの飛び込みで榎戸選手がトップに立って、
そのままトップチェッカー。
これがワンメイクタイヤの恐ろしさというか、いかにレース距離を
見越してタイヤのライフを計算して走らないと
こういう結果になってしまうってことなんでしょうかね。
最後に勝負を分けたのはブリヂストンタイヤだったか。