ザルコ、連覇を決める

MOTO2はウェットレースの中
ヨハン・ザルコが貫禄の走りで
優勝で連覇を達成しました。
イメージ 1
MOTO2で連覇というのは初となります。

まあ、MOTO2の場合、タイトルを獲得すると
翌年はMOTOGPに行くライダーが多いので
連覇のチャンスそのものが少ないんだけどね。
イメージ 2
ただ、去年はWPのサスペンションが猛威を奮って
マシン的なアドバンテージもある中でのタイトルだったけど
今年はオーリンズも巻き返して、本当に混戦の
シーズンとなり、ザルコ、リンス、フォルガー、
ロウズ、中上、バルダッサーリにルティと数多くの
ウイナーが生まれた中、速さ、強さをみせての連覇は
去年よりもより、ザルコというライダーのスキルの
高さを見せつけたって感じがしています。
イメージ 3
特に彼はタイヤのグリップ頼りの走りというよりは
ブレーキングドリフトを使って、自分で旋回を
生み出すタイプのライダーで、今年のように
コンディションの安定しないレースが多いとその
走りが優位に働いたというのはあるかも知れませんね。
タイヤのグリップが引き出せないような状況とか。

もてぎでも丁度、隣で山田誓己さんが見ていたんだけど
ザルコのブレーキングドリフトに感心してましたね。

来季はMOTOGPだけど、期待してるよ。
しかし、125でタイトルを取ったテロルと取れなかった
ザルコだけど、その後のキャリアに大きな差が
ついちゃったな。