雨が呼んだ波乱 ①

J-GP2はウェットで一旦スタートディレイから

始まり、微妙なコンディションながらドライスタート。

序盤から逃げる水野を生形と作本が追撃する形。

タイトルのかかる浦本は後続集団に埋もれ

そこから少しづつポジションアップする我慢の展開。

トップは水野に生形、作本が接近し３台の団子状態。

一方、４番手の関口の後ろはポールシッターの

石塚に井筒、浦本の順。

ここからレースは中盤を過ぎて終盤というところで

突然、降雨による転倒者が続出。

水野以外の生形、作本、井筒、石塚などが転倒を喫し

赤旗提示でレースは中断。

そのまま、レース成立となり、赤旗の前の周を

トップで通過して作本が自身初優勝を手にした。

２位は水野、３位に生形、4位に関口、浦本は5位となり

タイトルは最終戦に持ち越しとなった。