明暗を分けたタイヤチョイス

今回のチェコGPは結果的に
タイヤチョイスが大きくリザルトに影響する形となりました。
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ただ、マルケスがコメントしているように
フラッグトゥフラッグでマシンを乗り換えることを
前提とした場合、ソフト側のレインタイヤをチョイスするのが
ベストでしょうね。
乾いてくるまではソフトのレインで目いっぱい速く走って
乾いてきたらドライタイヤのマシンに乗り換えればいいわけですから。

まさかレインタイヤのままレースを最後まで走りきるとは
なかなかスタートの段階では想像しにくかったんではないでしょうか。
完全に雨は止んでましたし、250馬力のマシンで走れば
レコードライン上はあっという間に乾くでしょうからね。
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そういう意味ではクラッチロウとバズの両方ハード
という選択はまあ、ギャンブル要素が高かったですかね。

フロントがソフト、リヤがハードという中間的な
組み合わせをチョイスしたヤマハ・ファクトリーの2人ですが
ドイツがそうだったように、雨が上がったとしても
路面温度が低い状態ではスリックのグリップを引き出しにくい
今のM1では、目いっぱいレインタイヤで引っ張る予定だったんでしょうね。
そういう意味では彼らにとっては、それしか選びようが無かったか。
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