もうひとつの勝利
ヤマハ・ファクトリーの連覇で
握手をして談笑していた2人。
ヤマハの辻さんですが、この後YARTのピットでも
握手をしていました。
今回ファクトリーの技術を投入し、ピットもシェアしていた
YARTですが、4位を獲得しました。(奥がYART)
上位3チームが耐久レギュラーチームでは無いことを考えれば
実質、優勝に値する4位でした。
この4位でYARTは8ポイント差のランキング2位に浮上。
最終戦オッシャースレーベンでの逆転タイトルの可能性が
見えてきました。
今回のレースを見ていて感じたのはブロック・パークスの速さ。
予選ではなんと4番手タイムをマーク。
ピレリタイヤで素晴らしいアタックをみせていましたね。
さすがGPまで行った実力は伊達じゃない。
全日本の若手2人を寄せ付けない速さを発揮しましたね。
野佐根君はピレリが全然合ってなくって、ストレートでも
振られるような走りで、とにかく合ってない中
必死に走ったという感じ。
ピレリはとにかく起こしきってない状態でアクセルを
ワイドオープンすると振られてしまう。
かなり我慢しながらの3スティントじゃなかったでしょうか。
でも彼的にブリヂストン以外のタイヤで速く走る経験ってのは
かなり重要だったんじゃないでしょうか。
藤田君はチームの判断で1スティントのみ。
レース終了後、難波監督が2人に色々レクチャーしていたのが
印象的でしたね。
たまたまヤマハ・ファクトリーのメカさんと立ち話を
していたところを小耳にはさんだけど、後半戦の目標は
勝つことだって言っていたような・・・。