早すぎる折り返し

来週の菅生でGP3とST600は
早くもシーズン折り返しを過ぎることになります。
それは当然で、元々年間6レースしか無かったのに
オートポリスの中止で5レースになっちゃいましたからね。
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代替え開催も検討中のようですが、今のMFJじゃ
難しいでしょうね。
スーパーGTを主催するGTAが早々に代替戦を調整したのに
対してMFJがそうできないのは、組織としてのサーキットサイドへの
発言力の強さの違いでしょうね。
そもそもMFJはサーキットサイドへの発言権は無いに等しく
全日本のスケジュールも各サーキットが自分とこの都合で出してくる
日程を繋ぎ合わせているだけなんだから。

それにして、年間たった5レースというのはどうしたもんか。
HRCの黒川武彦さんに言わせれば、その年使うマシン、サス、タイヤを
理解して自分の手足のように走らせるようになった段階で
初めてレースに集中できるというもので、年間レース数が
少ないと、マシンを理解した段階でシーズンが終わってしまう。
翌年はまた新しいマテリアルの勉強から始まる。
それでは特にGP3やST600のように若手ライダーの多いクラスでは
彼らのレース経験にはほとんどプラスになっていないと。
昔は全日本も15戦もありましたからね。
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実際、CEVなんか典型だけど、MOTO3クラスは2レース開催と
とにかくレース経験を積ませる方向でスケジュールを調整してますよね。
興行面の理由でJSBを2レース開催にするのもいいけど、
若手の底上げの観点からも、GP3あたりは2レースにしてもいいんじゃないかと
そう思いますね。
とにかく5レースぽっちは無いわ。
まあ、資金力のあるチームはエリア選手権も出てますけど
いかんせんコンペティションのレベルが違うからね。