イタリアは熱く、燃えている
そりゃ、地元の英雄、レジェンド ロッシが
ポール獲得とくれば、熱狂しないわけが無いですよね。
というわけで、マーヴェリックのスリップストリームも
使ったヴァレンティーノ・ロッシがスペイン以来の
ポールを獲得しました。
今回ミシュランは柔らかい構造のタイヤを持ち込んでいるんだけど
これのハード側のコンパウンドが今回の路面とロッシの
ライディングにマッチしたようですね。
ムジェロは下りながらの切り返しが非常に多く、ブレーキングの
しっかり感が武器のロッシからするとフロントのスタビリティが
肝になってきますけど、これがピタリと来たみたい。
構造は柔らかいけど、かなり気温が上がることが予想されるので
コンパウンドそのものはかなり固めの耐久性重視と見た。
そして、これは以前も書いたけど、ロッシがピタリと来た場合
ロレンツォは不振っていうタイヤの影響力。
ロレンツォは一転、5番手に沈んじゃいましたね。
今季はポールスタートが絶対有利が続いているだけに
ロッシが勝利をグンと引き寄せたように見えますね。
というか、予選の段階で一番タイヤの性能をきちんと
引き出せた人がポールを獲得し、だからレースでも強い
っていうだけのことかなと。