ホンダの快走

フィリップアイランドの一番の
サプライズは終わったと思われていた
ホンダの2人が速かったことですね。
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去年からエヴォレギュレーションが導入され
よりベースになっているエンジンの性能が
そのまんまレースに反映されるようになって非力な
ホンダはがっくり戦闘力が落ちていましたが
以前、触れたようにホンダのエンジニアは9馬力もの
パワーアップを図ってきました。
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加えて、特にヴァン・デル・マークがその恩恵を
強く受けているようですが、新しいオーリンズ
フロントフォークの影響が大きいか。
ヴァン・デル・マークは250か125のようにフロントタイヤで
ラインをトレースするスタイルのライダーで
フロントのスタビリティを重視するスタイルのライダー。

新しいフォークはその点、剛性が高く太くなっているように
見えるので、ブレーキングから旋回への感触が良くなって
フロントタイヤをより攻められるようになったと見てます。
MOTO2でWPにやられた影響がこんな形でって感じでしょうか。
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ただ、ニッキーがそうであったようにやはり非力な分
付いていくのに一生懸命で、リヤタイヤを早く消耗してしまう
レイのようにマージンを持って戦うことは出来ないようですね。

厳しいことには変わりはないけど、去年よりは全然マシという感じ。