制御ソフトの出来

先日のヘレステストでWSBのカワサキ
MOTOGPに接近するタイムを出したことには
既に触れましたが、このタイムには電子制御ソフトの
出来栄えというのも大きく影響しているよう。

もちろん、WSBのカワサキ勢が予選用のスーパーソフトタイヤを
装着していたというのもありますが、WSBの方は
価格上限が設けられているとはいえ、各メーカー
その車体専用に作りこまれたソフトを搭載しています。
(確か、30万円が上限だったはず)
対して、MOTOGPの方はお馴染み共通ソフトで
お粗末なものだそうで、それが大きな足かせになっていたようですね。
特にホンダは。
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中本さんによれば、ホンダ、ヤマハドゥカティ
電子制御ソフトの改善要望を出すことはできるけど、
そのうちのどれを採用するかは、マレリの側が主導権を
持っているそうで、それがどういうソフトになって出てくるのかは
わからないとのこと。

今、テストで使っているソフトは来年のセパンテスト向けの
仕様だそうですけど、このアップデイトがどうなるかですね。
となると、ホンダは電子制御に頼らず基本的なスペックの
時点で扱いやすいバイクにする必要性があるなと思いましたね。
ホンダは高度に電子制御化されているだけに、ハンデは大きいかも。