WSBも突っ込み合戦

以前、1000㏄のMOTOGPマシンが
エンジンのボア径制限もあって、
いかに鋭く加速して、鋭くブレーキングで
突っ込めるかという戦いになっていると書きましたが
スーパーバイクもそれを突き詰める傾向になってきたようです。
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来年、投入される新型のZX-10Rはステアリングヘッドの
位置を手前に寄せているようですが、
これはフロントタイヤがよりエンジンに近づいている証拠で
ブレーキングのスタビリティを狙ってのもの。

またエンジンのクランクシャフトが軽量になったのは
ピックアップを鋭くするためでしょう。
これはスーパーバイクからエヴォにレギュレーションが
変わった際、ノーマルのクランクにしたらクランクシャフトが
重くなって、回転上昇も重くなったっていう指摘が
あったからでしょうね。

新型はこれまでよりも鋭く加減速が出来るマシンに
生まれ変わっているようですね。

そういう煮詰めを進めてきたとなると
ジョニー・レイがレコードタイムをテストでブレイクした
というのも理解できるというもの。
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ヤマハのニューR1もM1譲りのブレーキングに優れた車両だし
来季はツッコミ合戦が激しくなりそうですね。
(余談だけど、アプリリアがRSV4のRFを投入した時に
エンジンの搭載位置を下げているんだけど
これはエンジンパワーのアドバンスが減る分、
突っ込み合戦になることを見越したていたんでしょうね)

しかし、そんだけ鋭いピックアップのマシンを公道で
乗るってちょっと怖いかも。