波紋
例の件の波紋はまだまだ続いているようです。
ただ、ここに来て大別すると3種類に
分けられるようですね。
ただ、マルケスのライディングが危険だ
今回の引き金だとする報道はどちらかというと
イタリアメディア発信が多く、ヴァレ擁護が
根っこにあるようで、あんまり信用がならないなぁというのが正直な話。
イアンノーネのマネージャーで元アプリリアの
カルロ・ペルナートやイタリアのTV解説をしている
元GPライダーのロリス・レジアーニなんかがそうですね。
一方、ロッシの走りを批難するとまではいかなくても
あれは正に暴挙で、なんで、ああいう行為をしたのかわからない。
といった論調が多いのも事実。
ジェリー・バージェスもそうで、彼はロッシがタイトルの
重圧に負けてああいった行為をしてしまったのでは無いかと
語っていますね。
そして、ジャーナリストやヤマハ以外の関係者が
言っているのが、DORNAのペナルティの不透明性ですね。
中本さんも触れていましたが、
過去にロレンツォは1戦出場停止、シモンチェリはライドスルー
というペナルティをくらっているのに、ロッシは何故
最終戦の最後尾スタートなのかということ。
ペナルティの基準に一貫性が見られず、明らかに
ロッシ陣営に有利に働いており、興行を優先しているように見えるというもの。
特にホンダのメインスポンサーであるレプソルは
今回の件に対して、明らかに不振を抱いており
撤退も辞さないという強硬な姿勢を取っているようです。
まあ、レプソルからすれば、今回の件で必要以上に
マルケスが攻撃されているのも影響しているのかも
知れませんけど。