セパンの悪夢再び

今シーズン開幕前のセパンテストで
初めてレギュラーライダーによる
ミシュランタイヤテストが行われ、
ロレンツォやドヴィジオーゾといった
ライダーがフロントの切れ込みによるスリップダウン
喫しました。
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ということで、今回のムジェロではそのフロントを
重点的に見直して4種類のタイヤを持ち込んできた
ミシュランですが、またしてもというか、
ロッシ、マルケスとロレンツォがフロントを失ったという形で
スリップダウンクラッシュを喫しています。
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まあ、中野真矢さんや玉田さんが走っていた頃から
言われていることですが、ブリヂストンタイヤのフロントの
安定感は抜群なものがありますから、
ブリヂストンのフロントの感覚で攻め込んでいくと
フロントが切れ込んで転倒してしまうということなんでしょうね。
こればっかりはタイヤメーカーの考え方の違いで
改良しても限界があるってことだと思います。
エドワーズも言ってますけど、コーナーエントリーの
早い段階でブレーキレバーをリリースして
フロントタイヤを負荷から開放してやらないと転倒するって話です。

来年はこのタイヤにマッチする人、しない人によって
成績が大きく変わりそうですね。
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