プライベーターにチャンスは巡るか

当ブログでも今シーズンのWSBの
レギュレーションについて解説してきましたが
これまでよりも、ワークスとプライベーターの
差が縮まる今シーズン、果たしてプライベーターに
どれだけチャンスは来るでしょうか?
 
昨シーズン、カワサキファクトリーからエヴォの
Zx-10Rを走らせ、見事にエヴォのタイトルを獲得しながら
今季はカワサキペトルッチで走るダビデ・サロムは
やはり、プライベーターでもマシンの出来にかかっていると
発言していますね。
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サロムいわく、彼の走らせたワークスのエヴォ機は
スーパーバイクの30馬力落ちくらいのパワーだそうですから
およそ205~210馬力くらいは出ていると思われ
プライベーターも200馬力オーバーは出さないと厳しいでしょうね。
 
エヴォはJSBと違ってシリンダーヘッドの研磨が許されてますから
この辺のノウハウは元々の基本設計データのあるワークスの方が
持っているでしょうし、ピストンやバルブ、クランクシャフトも
ノーマルを使用することになってますが、
ファクトリーならラインから一番誤差の無いのを引っ張っきて
揃えて、組めば綺麗に回りますからね。
 
改造範囲が狭くなっても、その狭い範囲に莫大な予算を
投入するのがワークスだけに、やっぱりワークスが強い。
ということになってしまうんでしょうか。
 
ちなみにポンスさんところで走っているルイス・サロムは
いとこだそうです。