DMG時代の終焉

レポートが遅くなりましたが
第2レースが行われ、ジョシュ・ヘイズが
前人未到の4度目のタイトルを決定しました。
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と、同時に2009年から始まったDMG
デイトナモータースポーツ・グループ)による
AMAの運営は終りを迎え、来年からDORNAのテコ入れの元
ウェイン・レイニーを頭に頂き、モト・アメリカが
始まります。
 
2009年からの6年間は、ずっとヨシムラ・スズキVS
グレイブス・ヤマハの戦いでした。
 
2009年こそ、ベン・スピーズを世界に送り出して
再びヨシムラのエースの座についたマット・ムラディンが
タイトルを獲得したものの、ムラディンはこの年で引退。
ヨシムラは次期エースとしてブレイク・ヤングを抜擢します。
 
一方のグレイブス・ヤマハはベン・ボストロムと
ホンダのAMA撤退によりシートを失っていたジョシュ・ヘイズが
移籍してきて2台体制。
しかし、ヘイズは2009年早々に結果を出してエースの座を奪うと
翌年、ヤマハにとっては実に久々のAMAタイトルを獲得すると
そこから実に3連覇。
去年こそジョシュ・ヘリンにタイトルを奪われましたが
今年は見事に奪回してみせました。
 
ヨシムラはブレイク・ヤングに替えて、マーティン・カルデナスを
新たなエースに据えますが、これまた結果が残せず
ジョーダン・スズキの撤退で今年、滑り込みで採用した
ロジャー・リー・ヘイデンがランキング2位を獲得しました。
 
来季、モトアメリカとなってどのようなレギュレーション
カテゴリーで行われるか分かりませんが、かつてのケニー、
スペンサー、レイニーローソン、シュワンツ、チャンドラーや
コシンスキー、最近ならヘイデン、スピーズを輩出した
アメリカ選手権に再び輝きが戻るといいですね。